「ホームページ制作会社の選び方」で検索すると、比較サイトやランキング記事が次々に出てきます。でも実際に見てみると、どこも良さそうに見えて、結局どこに頼めばいいのか分からなくなった——そんな経験はないでしょうか。
その原因は、比較サイトやランキングには「載っていない判断基準」があるからです。そして発注で失敗するかどうかは、その"載っていない部分"を見られるかどうかで決まります。
この記事では、ランキングの順位や星の数では見えてこない、制作会社選びの本当の判断基準を8つ紹介します。あわせて、問い合わせをする前に自社で決めておきたいことも整理しました。読み終えるころには、「自社にとっての良い制作会社」を自分の基準で見極められるようになります。
依頼前に決めておく5つのこと
制作会社を探し始める前に、自社側で5つだけ決めておくと、その後の比較が一気に楽になります。目的・読み手・予算の考え方・公開時期・公開後の運用体制です。ここが曖昧なままだと、各社の提案がバラバラになり、比べようがなくなります。
比較サイトを見ても決められない原因は、会社側の情報が足りないことよりも、自社側の判断軸が決まっていないことにある場合が少なくありません。完璧に固める必要はなく、「今のところこう考えている」というレベルで構いません。

① サイトの目的
「新しくしたい」ではなく「何を解決したいのか」まで言葉にしておきます。採用の応募を増やしたい、問い合わせの質を上げたい、営業資料の代わりに使いたい——目的が違えば、必要なページも見せ方も変わります。
目的が複数ある場合は、優先順位をつけておくと提案が受けやすくなります。「採用が第一、次に会社の信頼感」のように、順番があるだけで判断が早くなります。
② 誰に見てもらいたいか
どんな人が、どんな課題や情報を求めてサイトに辿り着くのかを想像しておきます。既存の取引先が確認のために見るのか、まだ社名を知らない人が比較のために見るのか。読み手が違えば、載せるべき情報と、それを見せる順番が変わります。
社名を知らない人が比較のために読むなら「何をやっている会社か」を先に伝える必要があり、既存の取引先が確認のために読むなら実績や体制の情報が正確に載っているかが問われます。同じ会社紹介でも、どちらを先に置くかで伝わり方が変わります。
③ 予算の考え方
金額をぴったり決める必要はありませんが、「このくらいまでなら出せる」という上限の感覚は持っておきましょう。制作費は求める要件によって数十万〜数百万円と大きく開きます(ページ数、必要な機能、デザインをどこまでオリジナルで作るかなど)。予算感を伝えないまま相談すると、提案の前提がずれたままやりとりが進みます。
あわせて、公開後にかかる費用も予算に入れて考えておくのがおすすめです。サーバー・ドメインの維持費、CMSの保守、更新作業の依頼費など、公開後も継続的に発生する項目があります。初期費用だけで枠を使い切ってしまうと、公開後の改善に手が回らなくなります。
「そもそも相場が分からない」という方は、見積もりが会社によってバラバラ…ホームページ制作の適正価格を知る方法で価格差の理由と内訳の見方を解説しています。
④ 公開したい時期
「いつまでに公開したいか」と、その理由をセットで伝えられるようにしておきます。展示会に間に合わせたい、期の切り替わりに合わせたい——理由があると、制作会社側も優先順位のつけ方を提案しやすくなります。
急ぎの案件を無理に詰め込むと品質に影響が出ることもあるため、動かせない期日かどうかも整理しておくと親切です。
⑤ 公開後に誰が運用するか
公開後、社内の誰が更新するのかを決めておきます。「自社で更新したい」のか「制作会社に任せたい」のかで、管理画面から編集できるようにする範囲が変わります。
自社で更新するなら、文章・画像・お知らせなど触りたい箇所を管理画面から編集できるように作り込む必要があり、その分の設計と実装が増えます。逆に更新を任せる前提であれば、編集できる範囲を絞ってシンプルに作れます。「あとから自分で直せると思っていたのに、直せる場所が限られていた」というズレは、この確認をしていないときに起こります。
相談のときは「どのページの、どの部分を自分で更新したいか」を伝えておくと、実装範囲の見積もりに反映されます。社内に担当者を置けない場合は、それを前提に相談したほうが現実的な形になります。「自社で更新できます」と言われても、実際に更新する人と時間がなければ機能しません。
なぜ比較サイト・ランキングだけで選ぶと失敗しやすいのか
比較サイトやランキングは情報収集の入口としては便利ですが、何を基準にした順位なのかは、サイトによってさまざまです。掲載順位がそのまま「あなたの会社にとっての最適さ」を表しているとは限りません。
比較サイトには、編集部が独自に選んで無料で紹介しているものもあれば、広告や紹介手数料(アフィリエイト報酬)によって運営されているものもあります。どんな基準で順位が決まっているかが明示されていないこともあり、ランキングの順位やレビューの星の数だけでは、その順位の根拠までは分からないのが実情です。多くの会社を一覧でまとめて知れるのは、大きなメリットではあります。比較サイトに掲載されていること自体は、会社の良し悪しを示すものではありません(優れた会社も多く掲載されています)。掲載の有無や順位そのものより、自社に合うかどうかを"中身"で確かめることが大切です。
たとえば、上位に出てくる会社が「低価格・スピード」を強みにしていても、自社が本当に求めているのが「じっくり戦略から考えてくれること」なら、必ずしも最適とは言えません。ランキングはあくまで一般的な評価であって、自社の目的との相性までは映していないのです。
大切なのは、ランキングを"出発点"として使いつつ、最終的な判断は自分の目で確かめること。その「確かめるための基準」を、ここから具体的に見ていきます。
「とりあえず地元の制作会社で」という選び方にも、同じような落とし穴があります。詳しくは「ホームページ制作 ×〈地域名〉」で検索したあなたへ。地域で選ぶと損する理由で解説しています。
判断基準①|実績は「数」より「中身」を見る

「制作実績500社!」のような件数の多さは安心材料になりますが、件数そのものが自社の成果を保証するわけではありません。数の多さよりも、自社が抱えている課題に近いことを手がけた経験があるかという"中身"に目を向けてみましょう。
実績の「近さ」を3つの軸で見る
判断材料になるのは、たとえば次のような近さです。
- 業種の近さ(製造業/士業/飲食/ECなど)
- 規模の近さ(中小企業向けが得意か、大手向けか)
- 目的の近さ(採用・集客・ブランディングなど)
同じ実績がなくても対応できる場合がある
自社とぴったり同じ実績がなくても、対応できないわけではありません。要望の背景にある課題をきちんと引き出して設計できる会社なら、初めての業種でも質の高いサイトづくりは十分に可能です。むしろ「新しい領域をどれだけ理解しようとしてくれるか」のほうが、実績の有無より大切なこともあります(これは後述する判断基準③にもつながります)。
実績ページを見るときは、掲載されている会社数の多さだけで判断するのではなく、1〜2社でいいので「どんな課題を、どう解決したか」が読み取れる事例を探してみてください。そこに自社と重なる部分があれば相性の良いサインです。もし事例の詳細が載っていなければ、相談時に「自社に近い事例はありますか?」と直接聞いてみるのが確実です。
「会社の実績」と「担当者の経験」は分けて見る
実績ページに載っているのは会社としての実績です。ただし実際に案件を進めるのは、会社ではなく担当者一人ひとり——ディレクター、デザイナー、エンジニアです。その人たちがこれまでどんな案件を経験してきたかは、会社の掲載件数には表れません。
- 設立して間もない会社でも、担当者が長く実務を続けていれば経験は蓄積されています
- 逆に、掲載件数が多い会社でも、自社を担当する人がその領域を経験しているとは限りません
つまり会社の設立年数や掲載件数は、担当者の経験値をそのまま表す指標ではありません。
会社によっては、実績ページに担当したディレクターやデザイナーの名前を載せているところもあります。そうした記載があれば手がかりになりますが、なければ相談のときに「担当していただく方は、どういった経験をお持ちですか」と聞いてみるのが確実です。会社の規模だけで候補を絞ってしまうと、経験のある担当者に出会う機会を逃すことがあります。
会社の実績と担当者の経験は、どちらも見て、分けて判断するのがおすすめです(担当者との進め方そのものについては、判断基準⑧でも触れます)。
ShareDanの公開実績には、製造業や学術団体など、さまざまな業種のサイトが含まれています。あわせて、この記事を書いているディレクターが、ヒアリングから公開後の運用改善まで一貫して担当しています。これまでのキャリアと、対応してきた業種の幅は記事末尾の著者プロフィールに記載していますので、あわせてご覧ください。公開実績の中に自社と近い業種が見つからない場合も、お答えできることがありますので、お気軽にお問い合わせください。
判断基準②|制作会社の「得意分野」を見極める
同じ"ホームページ制作会社"でも、力を入れている分野には違いがあります。見た目の美しさが欲しいのか/複雑な機能が必要なのか/公開後の集客まで任せたいのか——自社の目的に強みが合う会社を選ぶことが、満足度を大きく左右します。
タイプ別の強みと、向いているケース
得意分野 | 強み | 向いているケース |
|---|---|---|
デザイン重視型 | ビジュアル・ブランディング | 世界観や見た目を重視したい |
システム・開発型 | 予約・EC・会員機能などの実装 | 機能要件がはっきりしている |
マーケティング型 | 集客・SEO・公開後の運用改善 | 公開後の成果まで求めたい |
パッケージ・テンプレート型 | 決まった型で短期・低コストに構築 | 早く形にしたい/情報を整えて出せれば十分 |
総合型(複数分野に対応) | デザインから開発・運用までを一括 | 窓口を1つにまとめたい |
1つに収まらない会社もある
すべての会社がこのどれか1つに収まるわけではありません。1つの分野を深く専門にしている会社もあれば、デザインから開発、公開後の集客まで複数の分野をまとめて対応できる会社もあります。「一点を深く任せたい」のか「窓口を1つにまとめたい」のか、自社の進め方に合うほうを選ぶとよいでしょう。
「デザインがおしゃれな会社に頼んだら、集客の相談には乗ってもらえなかった」というミスマッチは、その会社の強みや対応範囲を知らずに選んだときに起こります。問い合わせ前に、その会社が何を強みにしているか/どこまで対応できるかを公式サイトや実績から確認しておきましょう。
ShareDanはデザインと開発のどちらにも対応でき、公開後の集客やSEOのご相談にもお応えしています(対応範囲はサービスページをご覧ください)。デザインと開発が分断されていないぶん、「デザインはきれいだけど実装で再現できない」といったズレや手戻りが起きにくいのも特長です。「作って終わり」ではなく公開後の成果まで見据えてご提案します(とはいえ、検索順位や問い合わせ数を確約するものではなく、現実的な見通しを正直にお伝えします)。
判断基準③|初回相談での「聞き取りの質」を見る

良い制作会社は、こちらの要望を聞く前に「なぜサイトを作るのか」「何を解決したいのか」という課題から聞いてきます。発注側が伝えた要望をそのまま形にするだけでは、本当に成果の出るサイトにはなりにくいからです。
ただし、「急ぎで概算だけ知りたい」という場面では、ヒアリングの時間を取れないこともあります。伝えられた要望のまま見積もりを出すこと自体が不誠実というわけではありません。そうしたときに見ておきたいのは、「何を前提にした金額か」が添えられているかです。前提が示されていれば、条件が固まった段階で金額が変わることも想定して読めます。
判断したいのは「1回で完璧に聞き出してくれるか」ではなく、課題に関心を向けているかです。初回相談で、こんな質問が出てくるかをチェックしてみてください。
- 「サイトを通じて、最終的に何を達成したいですか?」
- 「ターゲットはどんな方ですか?」
- 「今、どんな課題を感じていますか?」
こうした問いから入る会社は、表面的な要望だけでなく、事業の成果まで一緒に考えてくれる可能性が高いです。
ShareDanでも、制作に入る前のヒアリングを大切にしています。「誰に・どんな課題を・どんな成果につなげたいか」を最初にすり合わせることで、見た目だけで終わらないサイトづくりを心がけています。
判断基準④|「公開後の関わり方」と続く費用を確認する
ホームページは公開してからが本番です。「作って納品して終わり」なのか、公開後も更新・改善を一緒にやってくれるのか。契約のかたち(月額/スポット)と、公開後に続く費用の内訳まで含めて確認しましょう。
サイトは公開した瞬間が完成ではなく、運用しながら育てていくものです。だからこそ、公開後にどう関わってくれるかは重要な判断材料になります。
関わり方について確認しておきたいこと
- 公開後の更新・修正に対応してくれるか
- 集客やSEOの相談に乗ってくれるか
- 契約のかたちはどうなっているか(月額契約/スポット対応 など)
「公開後◯ヶ月は無料サポート」といった条件の有無よりも、"困ったときに相談できる関係を続けられるか"という視点で見るのがおすすめです。
公開後に続く費用の内訳を分けて聞く
「月額いくらですか」と一括で聞くと、会社によって含まれる範囲が違うため比較できません。次の項目を分けて確認すると、金額の意味が揃います。
- サーバー・ドメインの費用と契約名義(自社で契約するか、制作会社経由でまとめるか)
- CMSやプラグインの保守・更新(誰が、どの頻度で行うか)
- 障害やトラブル時の対応(対応時間・連絡手段・費用の扱い)
- ページの追加や文章の差し替え(都度見積もりか、月額に含まれるか)
- 集客の相談やレポート(含まれるか、別契約か)
同じ「月額◯万円」でも、この5つのどこまでが入っているかで実質は大きく変わります。含まれない項目こそ確認しておくと、あとで想定外の請求に驚くことがなくなります。
サーバーとドメインの名義は、どちらでも構いません。自社名義なら移管の手続きがしやすく、制作会社名義なら更新や支払い、障害時の対応をまとめて任せられます。自社に管理できる体制があるかで選ぶとよいでしょう。制作会社名義にする場合は、将来自社へ移したいときの進め方もあわせて聞いておくと安心です。
ShareDanでは、月額の継続契約だけでなく、必要なときだけのスポット対応も承っています。公開後の関わり方は、お客様の体制やご予算に合わせて柔軟にご提案しています。
判断基準⑤|見積もりの「内訳と説明」が丁寧か

価格の安さで選ぶよりも、見積もりの"内訳"が明確で、その理由をきちんと説明できる会社を選びましょう。同じ「30万円」でも、何にいくらかかっているかを説明できる会社は信頼できます。
制作費が数十万〜数百万円と大きく開く主な理由は、要件の違い(ページ数・機能・デザインのオリジナル度)です。そのうえで、同じ要件でも会社によって金額に差が出ます。だからこそ重要なのは金額そのものより、「その金額の内訳を説明できるか」なのです。
- デザイン・コーディング・撮影・原稿などの項目が分かれているか
- 「一式◯◯円」だけで済ませていないか
- 追加費用が発生する条件を事前に教えてくれるか
内訳がブラックボックスな見積もりは、あとから「それは別料金です」というトラブルにつながりやすくなります。
複数社に依頼する場合は、同じ条件を伝えて比較できる状態にしておくことが大切です。社数を増やせば良い提案が集まるとは限らず、条件がずれていると金額だけを見比べる結果になりがちです。比較しきれる数に絞り、伝える内容を揃えるほうが判断はしやすくなります。
ShareDanでは、見積もりの内訳と「なぜその金額になるのか」をご説明しています。他社の見積書を前提にしたご相談もお受けしています。
「結局いくらが適正なの?」と感じた方は、ホームページ制作の見積もりはなぜ会社ごとに違う?費用相場の内訳と相見積もりの進め方で価格差の理由を詳しく解説しています。見積書の項目そのものの読み方はホームページ制作の見積書、この項目は何?費用の内訳をぜんぶ解説をご覧ください。
判断基準⑥|「断定的な約束」をしていないか
「必ず検索1位になります」「確実に問い合わせが増えます」といった断定をする会社には注意が必要です。検索順位や集客は外部要因に左右されるため、誠実な会社ほど"確約"はせず、根拠と見通しを丁寧に説明します。
特に集客やSEOの相談をするとき、断定的な表現は危険信号です。検索順位はGoogleのアルゴリズムや競合状況によって変動するもので、誰も「絶対」を保証することはできません。
信頼できる会社は、「こういう施策で、こういう改善が見込めます」と根拠つきで説明し、できること・できないことを正直に伝えます。聞こえのいい約束ではなく、現実的な見通しを話してくれるかどうかを確かめてみてください。
AIツールでどこまで自分でできるのかが気になる方は、AIでホームページは作れる? できること・できないことを正直に解説もあわせてどうぞ。
判断基準⑦|制作会社自身のサイトと情報発信を見る
制作会社の実力を測る材料は、実績ページだけではありません。その会社が自社のサイトをどう扱っているかも、判断のヒントになります。作りっぱなしで数年更新されていないのか、情報を出し続けているのか。
見ておきたい4つのポイント
- 情報発信が続いているか:
お知らせ・ブログの最終更新日や、SNSの投稿状況を見てみましょう。媒体はブログでもSNSでも構いません。発信が続いているかどうかは、公開後の運用について具体的に相談できそうかを推し量る手がかりになります
- 何を書いているか:
ノウハウや考え方を発信していれば、その会社が何を大事にしているかが読み取れます。相談前に「話が合いそうか」を確かめられます
- SNSも見てみる:
X(旧Twitter)やInstagramなどでの発信があれば、そちらも見てみましょう。ブログよりも担当者個人の考え方や人柄が見えやすいぶん、「一緒に進めやすそうか」を判断する材料になります。ただし発信の有無や更新頻度は会社の方針次第なので、やっていないこと自体が判断材料になるわけではありません
- スマートフォンで見やすいか:
自社サイトの表示速度や読みやすさは、そのまま技術的な姿勢の表れになります
ただし、更新頻度が低いことがそのまま実力不足を意味するわけではありません。制作に集中していて自社サイトに手が回っていない会社もあります。あくまで「複数ある判断材料の1つ」として見てください。気になる点があれば、相談時に直接聞いてみるのが確実です。
判断基準⑧|「誰が担当するのか」と連絡のとり方を確認する
契約後に実際にやりとりするのは、会社ではなく担当者です。営業担当が窓口になるのか、制作する人と直接話せるのか。誰が担当し、どう連絡を取り合うのかを事前に確認しておくと、進行のイメージがつきやすくなります。
確認しておきたいこと
- 窓口と実作業者の関係:提案してくれた人が制作も担当するのか、別のチームに引き継がれるのか
- 連絡手段と反応の速さ:メール/チャット/オンライン会議のどれが基本か。初回のやりとりでのレスポンスの速さも参考になります
- 打ち合わせの形式:オンラインが基本か、対面も可能か。対面が必要な場面(撮影の立ち会いなど)でどうするか
確認したいのは体制の細かい内訳ではなく、窓口が一本化されていて、誰に何を聞けばいいかが明確かどうかです。制作は複数の人が関わって進むものなので、そのつなぎ目が見えていれば十分です。
やってはいけない、3つの選び方

「地域だけ」「価格だけ」「ランキングだけ」——この3つの基準"だけ"で選ぶと、ミスマッチが起きやすくなります。複数の判断基準を組み合わせて見ることが、失敗を防ぐコツです。
- ❌ 地域だけで選ぶ:「近いから」という理由だけでは、得意分野や相性は分かりません。
- ❌ 価格だけで選ぶ:安さの裏に、サポートや品質の差が隠れていることがあります。
- ❌ ランキングだけで選ぶ:掲載順位は、必ずしも実力順とは限りません。
どれも"判断材料の一つ"としては有効ですが、それ"だけ"で決めないことが大切です。
「外注そのものが不安」という方はホームページ制作を外注したいけど踏み切れない、3つの"あるある"な不安、「やっぱり地元で選びたい」という方は地域で選ぶと損する理由もご覧ください。
よくある質問
ホームページを作るなら、どこに頼めばいいですか?
「どこがいい」という唯一の答えはなく、自社の目的に強みが合う会社が最適な相手になります。見た目を重視したいのか、機能が必要なのか、公開後の集客まで任せたいのかで、向く会社は変わります。
先に自社の目的と予算感を整理し(→「依頼前に決めておく5つのこと」)、そのうえで判断基準①〜⑧で候補を絞るのが確実です。
おすすめの制作会社を教えてもらえますか?
「万人におすすめの会社」は存在しません。同じ会社でも、目的が違えば評価は変わります。ランキング記事の上位が自社にとっての最適とは限らないのは、この記事の冒頭で触れたとおりです。
代わりに使えるのが、「自社にとってのおすすめ」を見つける基準です。この記事の8つの判断基準は、そのために用意しています。
制作会社を比較するには、どうしたらいいですか?
同じ条件を全社に伝えることが出発点です。目的・必要なページ・予算感・公開時期・公開後の運用体制を同じ内容で伝えれば、返ってくる提案を同じ土俵で比べられます。
条件がずれていると、金額の大小しか比べられなくなります。比較する社数は、自社が丁寧に比較しきれる範囲に絞るほうが判断しやすくなります。
比べるときは、金額に加えて次の3点を見てみてください。
- 見積もりの内訳が説明されているか(判断基準⑤)
- 公開後に続く費用の範囲が明示されているか(判断基準④)
- 課題から聞いてくれたか(判断基準③)
ホームページの月額費用は、いくらくらいかかりますか?
一律の相場を示すのは難しいのが正直なところです。同じ「月額◯万円」でも、サーバー・ドメイン、CMSの保守、更新作業、集客の相談のどこまでが含まれるかで実質が変わるためです。
比較するときは金額を聞くより、「何が含まれていて、何が含まれていないか」を項目ごとに確認するほうが確実です。確認したい項目は判断基準④に一覧でまとめています。
初期費用の相場感についてはホームページ制作の見積もりはなぜ会社ごとに違う?費用相場の内訳と相見積もりの進め方で、価格の差が生まれる理由を解説しています。
実績が自社の業種と違う会社に頼んでも大丈夫ですか?
業種が一致していることは、必須条件ではありません。同じ業種の実績があれば安心材料になりますが、それがないと対応できないというものでもありません。要望の背景にある課題を引き出して設計できる会社なら、初めての業種でも対応できます。
判断したいのは業種の一致よりも、「知らない領域を理解しようとしてくれるか」です。初回相談での質問の内容を見れば、その姿勢はある程度分かります(判断基準③)。
あわせて、担当する方個人の経験も聞いてみてください。会社としての掲載実績に自社の業種がなくても、担当者がその領域を経験している場合があります(判断基準①)。
まとめ
比較サイトに載らない判断基準チェックリスト
ホームページ制作会社選びで本当に見るべきは、ランキングの順位ではなく、次の8つの判断基準です。
依頼前に自社で決めておくこと
- ✅ サイトの目的(何を解決したいか・優先順位)
- ✅ 誰に見てもらいたいか
- ✅ 予算の考え方(公開後に続く費用も含めて)
- ✅ 公開したい時期とその理由
- ✅ 公開後に誰が運用するか
制作会社を見極める8つの判断基準
- ✅ ① 実績は「数」より「中身」で見る。会社の実績と担当者の経験は分けて確認する
- ✅ ② 会社の「得意分野・対応範囲」が自社の目的に合うか
- ✅ ③ 初回相談で「課題」から聞いてくれるか
- ✅ ④ 「公開後の関わり方」と続く費用の内訳を確認したか
- ✅ ⑤ 見積もりの「内訳と説明」が丁寧か
- ✅ ⑥ 「断定的な約束」をしていないか
- ✅ ⑦ 制作会社自身のサイトが更新され、情報が発信されているか
- ✅ ⑧ 「誰が担当するのか」と連絡のとり方が明確か
比較サイトは"出発点"として使い、最後はこの8つの基準で自分の目で確かめる。これが、後悔しない制作会社選びの近道です。
ShareDanでは、ヒアリングから公開後の運用まで一貫してご相談いただけます。「自社の場合はどう選べばいい?」という検討初期段階のご相談も歓迎していますので、お気軽にお問い合わせください。
制作会社選びで迷ったら、ShareDanにご相談ください
「8つの基準はわかったけれど、自社の場合はどれを優先すべき?」——そんなときは、比較サイトやランキングには載らない“御社との相性”の視点で一緒に整理します。ShareDanはデザイン・開発から公開後の集客・運用まで一貫して対応し、できること・できないことを正直にお伝えします。相見積もりの一社としてのご相談も歓迎です。まずはお気軽にお問い合わせください。